WGFController 継続アクセスについて

継続アクセス時の発動イベント

継続アクセス時には、initFirst が呼び出されないこと以外に、初回アクセスの動作とあまりかわりありません。

留意すべき点として、ビューが isSubmit() == true を返すものに対して、情報のPOSTが実施された場合に、自動的に発動するイベントがあります。

protected function _viewname() : string | false | null

ビューが、isSubmit() == true を返すものに対して、情報のPOSTが実施された場合に、そのビューのキーに対応するイベントが呼び出されます。

protected function views()
{
  return ['submit' => new WGV6BasicSubmit()];
}

protected function _submit()
{
  // 以下のいずれか。
  return $this->defaultTemplate();
  return null;
  return false;
}
  • テンプレートファイル名を返した場合は、SHOWHTMLモードで、テンプレートファイル名で指定したテンプレートでレンダリングを行います。
  • falase を返した場合は、protected function input() が実行されます。この場合、通常の input() と同様、FORMHTMLモードでレンダリングされます。
  • null を返した場合は、レンダリングを行いません。

protected function _viewname($a, ...) : string | false | null

ビューのキーが、カンマ付きのキー文字列の場合、カンマで区切られた文字列が引数として渡されます。

protected function views()
{
  return [
    'submit,1,title'   => new WGV6BasicSubmit(),
    'submit,2,name'    => new WGV6BasicSubmit(),
    'submit,3,address' => new WGV6BasicSubmit()
  ];
}

protected function _submit($number, $keystring)
{
  // ... 処理 ...
}

テンプレートへの展開もカンマ付きキー文字列で行われますので、注意してください。

<input type="submit" name="{@submit,1,title:name}">
<input type="submit" name="{@submit,2,name:name}">
<input type="submit" name="{@submit,3,address:name}">